未来の簒奪
おはようございます
今回のテーマはビットコインです。
現在の価格は200万円を大きく超えてきました。
私の投資額は10万円程度(0.05ビット)ですのでそれほどの収益予定ではありません。
でもラッキー!!11月にちょっとリスクヘッジ目的の試験的に投資しただけなので棚ぼた感が満載です。
ただ、今後追加投資するかというと・・・・・・ちょっと抵抗感があります。
う~~~~ん、怖いなあ~なんか上がりすぎじゃね????という漠然とした不安感でいっぱいです。
経験上、こういった高騰を見せる相場は長続きしないのがよくある流れなのですが、ビットコインに関しては今後も予測不可能なところがあるように思えます。
何故か?
ビットコインが希少性だけの存在から脱皮して通貨としての価値を持ち始めたことが理由です。
アメリカのPAYPALが(限定的ではありますが)ビットコインを決済手段として用いることに関する許可をアメリカ政府当局から受けました。
このことが、コロナショック下での第一弾の暴騰後の第2弾としての上昇を引き起こした主な要因になりました。
(私が投資したのはこの時点ですので2番,3番先時ではなくだいぶ出遅れた170番先時ぐらいだったと思っております(笑))
つまり、コロナ危機に対応するために大量の紙幣を刷った結果、貨幣価値が驚くほどの勢いで下落していき、そのヘッジとして金やビットコインが相対的に上昇してしまったと理解しております。
そして、トランプ政権下のアメリカによるイラン・中国・ベネズエラに対する経済制裁の乱発がさらなるビットコインの需要の増大をひきこしました。
つまり、アメリカの敵国が、外貨取り込みの手段としてビットコインを利用し始める結果になってしまったのです。
この流れは、まだ本格的なものになるかは不透明ですが、徐々に国に依拠してきた通貨発行権を奪いつつある激変であることに皆さんは気付いおられるのでしょうか?
経済的支配権を失った権力はそれほど長続きいたしません。
かつて徳川政権は全国の金山銀山を手中に収め金座銀座を管理下に置くことで権力の源泉といたしました。
また、ペリーの来航によって金と銀の交換レートの違いから金の大量流出を引き起こした結果、物価高騰による社会不安が膨れ上がってしまい、ついには政権崩壊となってしまいました。
つまり、紙幣が紙切れに代わってしまうと、現在の安定的な社会構造が変わってしまう可能性が高くなってしまうという恐れが出てきます。
それは、現在の支配者階級の没落も意味するかもしれませんが、それ以上に不安なのはそれなりに暮らしている多くの中・下層市民の生活や生命をも揺るがす結果になる事は目に見えていると言って大げさではないのかもしれません。(中国における漢帝国滅亡後の人口推計を見て驚いてしまいました)
しかしこの現象が、過去数十年間の未来から資源を簒奪した報いだと考えるならば、少し悲しくもなるのですが・・・・・・。
まあ、あまり考えても仕方ないので、とりあえず今日は自分ができるわずかのことですが一ついい事してみようと思ってまあ~す。
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