国際情勢について

 おはようございます。

久しぶりの国際情勢の時間です


今回はロシア危機における国際ルールのゲームチェンジについて少し記載したいと思います。

現在の国際ルールは、第二次世界大戦後の勝利者による世界秩序を一つのフレームワークとして成長(変化)してきたと言って言い過ぎではないでしょう。

まあ、その主役は実際にはソ連とアメリカのみでしたが・・・と言ってはいいすぎかもしれませんが。

しかし、その安定した(?)秩序は、その支えとなっているフレーム(柱)の盛衰によってゆがめられたりすることは、どの社会の事例をとっても容易に理解できることと思います。

ようするにアメリカとソ連という2人のリーダーの経済力や腕力が、時を経て現在手の届かないぐらいに大きな差になってしまったという現実です。

そこで、貧弱になった一方のリーダーが自分に近しい子分を囲い込んで集団抗争にもっていき対抗しようとしたが、その子分と思っていた一人が実はもう裏切っていてアメリカに助けを求めたことから大きな抗争になってしまったという図式かな??と単純に考えてしまいます。

ただ、この戦争(紛争)にソ連が勝利する!!とういう道筋は限りなくゼロに近いでしょうから、彼らの選択は裏でアメリカに取引をしてアメリカが有利になる体制を今までどおり維持(貢献)するか、今生活している世界観全て・フレームごと壊すかになります。


しかしどちらの選択をしても、今までのルールがそっくりそのままとはいかないでしょうし、また後者の選択も(いい意味でも悪い意味でも)プーチンに対して狂信的になり切れていないロシア国民の選択としては確率は低いと考えられますからロシアは前者を選択せざるを得ず、しばらく生殺し状態に陥ると考えられます。(大河でいうと将軍と執権のような関係??)

我々日本もただ単純にアメリカに追随していれば、お気楽に恩賞をもらえるものでもないので、ここから頑張らないと国際政治の中で有利なルール作りに入っていけないと心配はあります。(ここからが正念場!!)

まあ、自分も含めですが、時代の風は向こうから吹いてくれなければ乗っかる事もできないので、頑張る頑張らないはさほどの影響力をもっていないのも事実ですが・・・・。


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