国際政治DIYについて
本日はちょこっとだけ国際政治DIYの時間です
今回は中東情勢についてです。
国際政治において、正義という概念は希薄で、最も人を動かす原動力の割には、結果要因にあまり関係がありません。
特に短期決戦ならいざ知らず4,5年以上の争いには、その主役を利害に譲り渡してしまいます。
私は個人的感情や願いを一度ここに書きましたが、同時にその陳腐さも理解しておりました。
戦争や紛争は、その直接的被害者の存在をさておいてその他の群衆としての人間の感情を利用して既得権益の変更を求めて動き出します。
現在シリアで起こっているアルカイダ系の反政府組織によるシリア全土の占領はその最たる事例と思います。
この組織のバックがトルコやスンニ派で、この勝因がヒズボラの弱体化であると言われていることがその凡例です。
ユダヤを撲滅する事を理念としていたアラブの過激派がその存続を有利に助ける働きに結果として作用しております。
利害が重層構造で絡み合う中で、何が結節点かを理解し、そこに適切な一手を加える事で、時間的遠近はあるものの確実に作用していくものとなります。
そういった意味で現在のシリア、レバノン、イランの情勢はトランプ大統領の登場で大きく揺り動かされることは間違いないでしょう。
まあ一般論しか述べられませんが、そういった中でトランプ大統領選挙で起こったことは、その利害関係においてその資源を大きく毀損する誰かがいた事の証明(又は利益の回収が終了した証明)であり、その多くはまた新たに継続される事を過去の歴史の多くが証明しております。
何はともあれ、私ができる事は投資スタンスを再検討し収益の最大化(最適化)に邁進する事で世の中で何が行われてきたのかを知るきっかけにできればと願うばかりです。
なんだか、冬の寒さが極みに達したことを身に知る今日この頃です。
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